2011/08/13

ウォーレン・バフェットと投資

ウォーレン・バフェットは、フォーブス世界長者番付・億万長者ランキング 2011年(世界編)において、カルロス・スリム・ヘル(実業家)、ビル・ゲイツ(マイクロソフト会長・ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同会長)についで、3位に位置づけています。資産は4兆1,500億円にもなります。

世界長者番付2011年(世界編)

今回はこのウォーレン・バフェット(1930~)についてご紹介致します。


初期にバフェットはパートナーシップという形で、株を買った企業と協力して企業価値を上げて利益を出していました。そして、のちに企業まるごとを買収して、高い利益をあげました。

バフェットが買った主な銘柄は、

・コカ・コーラ(飲料メーカー)
・アメリカン・エクスプレス(クレジットカード会社)
・ワシントン・ポスト(新聞社)
・シーズ・キャンディーズ(お菓子メーカー)
・ジレット(カミソリメーカー)


[バフェットの投資方法]
バフェットの投資方法は、大きく分けて三つあります。それは、「永久保有」、「バリュー投資」、「フォーカス投資」です。

・永久保有
株は会社の一部と考え、オーナーになるスタンスで株を買うことを考える。

・バリュー投資
会社の価値に注目⁗て、株価がその企業価値よりも安いときに株を買う。

・フォーカス投資
選び抜いた銘柄に資金を投じる。少数集中型にする。

バフェットは株式投資を、このような考えで行なっています。これは、犬や猫を飼い始めたりするぐらいの大きな決断にも似ています。余裕があれば、次は猿を買い始めることもできますが、飼えなくなったときに捨ててしまうのは、大変大きな後悔の念と、いろんな意味で大きな損失を出してしまいす。だから、一生を添い遂げる覚悟で買い(飼い)ましょう。

[バリュー投資]
会社の過去から現在までのPER、PBR、配当利回りなどを調べて、その数値をもって株価が割安だと判断できたら投資をする。これは、企業の成長性により将来利益をあげると考えるのではなく、将来他の投資家も企業の価値に気づいて、投資を行うことによって株価が上がるとする投資です。
この割安株を買うタイミングは、景気の悪化などによる相場の大暴落のときと、リコールなどの会社の特殊な事情によって株価が下がったときです。

[まとめ]
バフェットの投資手法は、ベンチャーキャピタル投資のようなものだと考えました。実際の辺ベンチャーキャピタルは、バリュー投資ではなくてグロース投資(成長株投資)なわけですが、それ以外は、スタイルがかなり似ていると思います。

(関連書籍)



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