債券価格は一般的な金利水準によって決まる。
もし金利水準が上昇したら、一定の利息しか付いていない債券は魅力がなくなるので、投資家が売却するために価格は下がる。
→債券価格と金利の動きは逆
金利水準はなにで決定?
景気や物価動向と金融政策によって変動する。
すなわち
景気がよくなると設備投資などの資金需要が増えるので、金利は上昇する。また物価上昇率が高いと、借入れなどを返済するときの実質的な負担が小さくなるので資金需要が増える一方、貸し手は物価上昇による実質的な減価を補うために高い金利でなければ貸さないので、金利は上昇。さらに景気が過熱すると政府は金融引締め策をとったりするが、それは直接、金利水準を引き上げる。
→債券価格と金利の動きは逆
→→景気上昇や物価上昇、金融引締めによって債券価格は下落する。逆に、景気後退や物価上昇率下落、金融緩和によって債券価格は上昇する。
債券価格は何で見る?
代表的な市場金利を押さえておけば、債券投資のパフォーマンスもほぼ把握できる。
一般的には
・長期金利は10年国債の利回り
・中期金利は5年のスワップ・レート
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